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vol.18 北坂勝さん 養鶏家から見た社会 レポート

2018.8.20 北坂勝

養鶏家から見た社会 ~家業がたのしくなる瞬間~ 参加者8名

【振り返り】

めちゃめちゃ面白かったです。

北坂さんのスライドは写真だけでした。

北坂さん曰く、写真だけならその場の雰囲気に応じて話をすることが出来る。とのことでした。お話が上手だな~と思っていましたが、それも臨機応変に変えられるとは!びっくりです。

話すのは難しいけれど、養鶏場の紹介なら出来るので、養鶏場を紹介する感覚で講演をされているとのこと。でも、ここまで話すことが出来るのは、北坂さん自身が今の仕事を楽しんでやっているからこそ、できることだと思います。それは、お話をされている北坂さんの笑顔が証明していると思います。

仕事が好きではなかったけれど、自分の中で疑問を持ちそれを解決しようと頑張ってきた。その中で出会ったブランディングは偶然ではない必然だったように思います。ブランディングデザインを知った北坂さんを僕は無敵の生産者だと思います(笑)とかく生産者は自分たちのムラの中によりがちだと思います。

でも、そのムラを飛び越え、ブランディングデザインを知ることでコンサルティングな考えも備えた生産者。作るも、売るもできるハイブリッドさは将に“無敵”だと思いました。

さらに、その仕事が楽しくてたまらないなんて、めちゃ素敵です。

土木業界にいる自分にとってもいろいろ考えさせられることがありました。土木もご多分に漏れず、“汚い“や“きつい“印象があります。汚いに関しては”お金”と”現場”の両方ですからなかなかのもんです。でも、その中で土木の魅力はなにか?エンドユーザーであるお客さんと直接向き合っているか?自分たちはどんな見られ方をし、どの風に見てほしいか?そのためにどうやって発信するか?僕自身、日々疑問に感じていることで、土木を広く理解をしてほしいと思っています。だからと言って、養鶏と土木は職業が違うので北坂さんと同じ事をしていては通じません。同じではないけれど、自分を知る、相手を知る、相手に伝える。そして、自分が楽しむ。その本質的な部分は同じだと思います。

楽しく活動している北坂さんをうらやましいな~と思いながら、日々、自分に問いかけ・気づき・実践を繰り返してきたプロセスは素晴らしいと思います。そして、自分自身の仕事をより掘り下げたいと思う会でした。

会のあと二人で飲みに行きました。北坂さんの奥深さをもっと味わいましたが、そこでお話いただいた言葉を最後に書き記しておきます

「養鶏が嫌でいろんなものを見てきて、結局360度回ってきました。」

0度と360度、見えているものは同じでも、見てきたものが圧倒的に違います。

北坂さん!最高に男前な人でした。  (藤輪 友宏)

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