vol.13 藤本遼さん 遊びがきっかけの居場所作り レポート
2018.3.22 藤本遼(尼崎ENGAWA化計画代表/場を編む人)
遊びがきっかけの居場所作り~あわいと余白のデザイン~ 参加者10名
【振り返り】
尼崎を拠点に居場所作りをしている藤本さん。当初「30分でまとめますね」とおっしゃられるものだから「いやいや!もっと話してください!」と説得。最終的に、たっぷり約1時間お話いただきました。だって、藤本さんのお話を30分にまとめるのはもったいなさすぎるので。
そんなこんなのMANABIYA Kakogawa13回目。 語られる言葉には「藤本遼」その人の人生が現れているように感じました。「大切にしていること」でお話いただいた4つの思想には、藤本さんが人生を通して感じ、考え続けているであろう「哲学」がこめられているのでしょう。 藤本さんの哲学(=大切にしていること)は、お話の内容以外のところにも現れていて。たとえば、ゲストとオーディエンスとのQ&Aの時間「なんでも聞いてくださいね〜」と、よく通る大きな声で、質問をどーんと受け止めてくれる藤本さん。彼が話すことば、人と接する「かまえ」から、話題は広がり、会場がふんわりと安心の膜に包まれているようでした。
藤本さんが関わっている様々なイベントにも、きっと、そんな空気が漂っているのでしょう。だれもが「自分として」参加できる余白・シロクロつけないあわい–。他人と関わること、生きていることの楽しさを感じられる居場所をまちの中につくっている藤本さんの「エネルギー」を感じる2時間でした。
(佐藤 桂子)
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