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vol.21 おきなまさひと さん 加古川どうね?久留米はよかよ! レポート

2018.11.12 おきなまさひと

加古川どうね?久留米はよかよ!~父ちゃんがつくる、まちづくり~ 参加者11名

【振り返り】

おきなさんに感じたのは余白の広さです。余白が広いから、どんな相手でも対応することが出来る。それは余白が広いからだけではなく、自分の軸を持っているから出来ること。

自分という軸がないと、相手から強い球がきたら折れてしまう。でも、その軸は柔軟だからどんな状況にも対応できるように見えます。そして、フットワークの軽さも感じます。どんなに弱いゴロでも、どんなに変な方向の球でもフットワークの軽さで捌いてしまう。野球で言うところのショートみたいな人だなーと思いました。

久留米というスタジアムで仲間と共にチームを作る。チエツクプロジェクトなんてホントチームですよね。チームにはピッチャーやキャッチャーがいる。それぞれのポジションでそれぞれが役割を果たす。おきなさんは内野で華麗に球を捌くショートのイメージです(笑)

チームにはいろんな人がいます。スタジアムやチームを資金面で支えるスポンサーは企業さんってとこでしょうか?監督やコーチもいりますね。この辺は先輩の方々でしょうか?お客さんも必要です。お客さんは市民?多分そうではないと思います。お客さんは観るだけの人です。おきなさん達は“みんなが主人公のまち”を目指していると思います。だから、監督やコーチ、お客さんはいつでも選手になる。選手になって沢山動いて、汗をかいて、楽しんで。楽しんだあと、疲れたらまたお客さんになる。お客さんになって、スタジアムで他の人たちが活動しているのを観ながら疲れを癒す。そして、他の人たちの活動を観て、自分がウズウズしだしたら選手になる。

熱狂も・感動も・落胆も・歓喜も

すべてをそこで味わうから愛着を持つ。

愛着を持った人たちがスタジアムを支え、次世代につないでいく。

僕はおきなさんの話から『親から受け継いだもの、子供へ受け継ぐ覚悟』を参加者の人に感じてほしいと思いました。でも、少し違ったようです。そんなに『覚悟』は要らないようですね。日々の暮らしの中で、自分たちの楽しむ姿を子供に見せるだけ、久留米というスタジアムでそれを見せ続けることで、子供たちは勝手にグラウンドに降りてきて、好き勝手にプレーするのでしょうね。そして、親はコーチになったり、観客になったり、一緒にプレーしたり。そして、その日常がまたドラマを生んでいく。そんな暮らしの営みを続けていく事の大切さを感じました。

(藤輪 友宏)

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