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過去のイベント

vol.15 中島健太郎さん ジビエ猟師として生きる レポート

2018.5.24 中島健太郎((有)田舎暮らし 代表取締役)

ジビエ猟師として生きる ~日常に溶け込むジビエ~ 参加者13名

【振り返り】

今回のテーマは「地域資源」でした。以前、神戸でジビエを広める活動をしているお店を知り、ジビエの現状やその可能性について感じていました。そして、みんなが「美味しくない」と思っているジビエが実は「美味しい」ということは、田舎といわれる中山間地における大きな資源になると思いました。

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「まちづくり」と言われる分野では地域の良さをどう活かすか?というコトが大きな課題になります。他所の事例から「おらがマチでも」みたいに物まねをして派手にアピールしている地域がある中で、着実に自分たちの地域を見つめ、みんなが資源と思っていない所に価値を見つけ広めていく、そんな活動が本当の「まちづくり」(僕自身この言葉をどう使いこなすか未だに答えが見つかっていません)だと思います。 だからこそ、「ジビエ」ネタをいつかはやりたいと思っていました。そんな中、姫路での活動を通じて知り合った田中善章くんに「健太郎さん」を紹介する機会を得ることが出来ました。 健太郎さんの話は僕が想像していた以上に面白く、銃の種類や特徴など、普段の生活ではわからない事も知ることができ、とても面白かったです。

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何より、健太郎さんが「田舎暮らしを楽しむ!」ってことに溢れている人だな~と思いました。大阪や京都にも近い田舎で好きなだけ田舎を楽しみ、都会に出たければ京都や大阪に行く。そんな健太郎さんのフットワークの軽さは憧れでもあります。ただ、その奥に流れる「本気度」は凄いものがあります。本気だからこそできる活動があり、憧れだけではない本気で暮らす田舎暮らしだからこそ「百笑」であり続けることが出来るのだろうと思います。

多分、昔の人たちは田舎でも都会でも生きるのに必死、その本気さが地域を育て、地域に根差していったのだろうと思います。いろんなものを知り、交流できる世の中だからこそ、自分が感じる価値に素直に本気で活動することが地域を育てるうえで大切だと思いました。都会の人が憧れて暮らす田舎、それは田舎に寄り添っているだけで田舎を育てているのではない。それでは長続きしない。そんな強い意志を感じる「健太郎さん」の活動でした。

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いつもはお堅いMANABIYAですが、今回は健太郎さんが奮発してくれた試食メニューで華やかに、楽しく過ごすことが出来ました。また、友達がジビエに合うワインを提供してくれました。僕が勝手に始めた活動ですが、いろんな人たちが自分たちの想いを乗せて参加してくれる。そんな嬉しさを感じて、主催者が一番酔っぱらってグダグダになった楽しいMANABIYAでした。 みなさん、ありがとうございました。(藤輪 友宏)

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